十三になる年 [My Only Son]
父を失ったあの時のボクと
同じ年齢になった息子
君ならどう感じるだろうかと
思いめぐらせている自分を見つけて
奇妙な具合に 心がざわついてしまう
息子の頭をかきまぜながら
何だか あの時のボクの頭もかき混ぜてやっているようで
何があっても 決して留まること無く流れてゆく時間の片隅で
独り立ち尽くした瞬間
父を想って初めて泣いた、あの日のボクを
それまで
涙を流すことさえ忘れていたボクを
※父と息子。
ボクと君。
今年は少しだけ特別な想いの重なった君の誕生日(6月4日)。
☆photo/(C)夏実
2008-06-05 22:37
nice!(2)
コメント(5)
息子さんのお誕生日おめでとうございます(^^)
今年は今までのお誕生日と少し違った一日を過ごされたのではないでしょうか。
私の父も、父が6歳の時に父親を亡くしたそうです。
その後父の母親(私にとっての祖母)が男性と再婚し、父に新しい父親が出来、その方が今から17年前に老衰で亡くなったとき、父は遠くを見つめつつ「ワシは父親を2度なくしたんや・・・」とつぶやいたのを覚えています。
父と息子のつながりは娘には分からない「絆」があるように思えますね。
by つーちゃん (2008-06-06 21:06)
>つーちゃんさまへ.*:。.☆
コメントだけでなく、息子へのお祝いの言の葉まで頂いてしまって(////)本当にいつもありがとうございます.*:。.☆
親子のつながりは、言い現すことに少しためらいを覚えるほど深いものがあることをつくづく感じます。
自らの命の源である親の"死"を知っているということ……それはとても強い(←妙な言い方ですけれど)ことのように思えてなりません。
"詩"は"死"でもあって……命に触れますと、どうにもとめどなく感情があふれてしまって困ります;
つ→ちゃんさんにそんな自らの様子を印象づけておられるお父さま、本当に素敵な生き方でございますね。
つ→ちゃんさんのお優しさは、そんなお父さまから育まれたこともその理由の一つなのでしょうね.*:。.☆
by ryus_cafe (2008-06-06 22:21)
いつまでも忘れないでいるってことが大事ですね。
by aerial (2008-06-18 01:22)
>aerialさまへ.*:。.☆
nice!&いつもながら素敵なコメント、ありがとうございます.*:。.☆
さようでございますね、忘れないでいること……それが何より大切なことでございますよね。
心から、私もそう思います。
by ryus_cafe (2008-06-25 11:31)
>takagakiさまへ.*:。.☆
nice!ありがとうございます.*:。.☆
by ryus_cafe (2008-09-17 01:30)