Reunion

　　　
堰を切ったように
　こぼれ落ちてゆくのは

あの時と同じ　熱い痛み



もう二度と
交わることの無い道なのだ、と
遠ざかってゆく背が
みるみる歪んで　ぼやけてゆくのを
止めることが出来なかった　私

それでも
大切な廻り合わせなのだとしたなら
きっと　また、と
信じていたかった　私


あなたと
必ず
廻り逢える人でいたかった　私



☆photo/(C)ミントBlueより
※このお写真は、ミントBlueさまよりお借りさせて頂き、
使用させて頂いております。






ありとあらゆる廻りあわせが
たぐり寄せられて
再び　
遠く離れていたはずのあなたに
たどり着いて

とまれ、
特別だったのだと
何だか嬉しかった


二人の道は
あの頃から
同じ方向を向いてはいないとしても

こんな気持ちで
今　あなたを見つめることが出来ていること

選択した道が
お互いに　間違いではなかったことを
静かに伝えてくれているようで



年齢を重ねてゆくことも
悪くない、
心から　そう思えて

コメント 7

>カフェオランジュさまへ.*:。.☆
nice!ありがとうございます♪
心からの感謝を込めて。
by ryus_cafe (2009-04-27 22:56) 

ryus_cafeさん　お久しぶりです！
その後、お変わり ありませんか？

ところで、あの“ヤク”は安価なうえ、「鎮痛」で用いるより
ずっと少量で血栓を溶かせますね（＾＾）
体に ほとんど負担はかからないし、週に２～３回程度は
服用を続けてみて下さい。
とりあえず、突然死の確率は ぐっと下がるはずですよ(^^)v
by Hiji-kata (2009-04-28 09:29) 

>Hiji-kataさまへ.*:。.☆
nice!とお優しいコメントありがとうございます.*:。.☆
それに致しましても、あのように身近な薬に
このような効果があるだなんて。
私自身ももちろんですけれど、10歳離れた主人にも
お話しして、実践させて頂いております。
主人は深夜、調べもの等のお仕事をしながら、座ったままで
眠ってしまうことも多いものですから、エコノミー症候群など、
とても心配していたのです……；；；
ですから、Hiji-kataさんにはとても感謝を致しております.*:。.☆
by ryus_cafe (2009-04-29 01:48) 

素敵な年のとり方をしたい。最近特にそう考えてしまいます。
「出会いや別れを経験して人は成長していく」
どれだけ経験しても、頭では理解できていても、心は別れる時の寂しさに慣れてくれないですよね。
そんな寂しさも、時間がたっていくことで不思議と自分のなかで大事な思い出のひとつになっていくんでしょうね。

色んな出会いや別れを経験して、素敵なおばあちゃんになれるといいな・・・
そう感じちゃう作品ですね（＾＾）
by つーちゃん (2009-04-30 20:00) 

>つーちゃんさまへ.*:。.☆
あたたかな言の葉、いつもありがとうございます.*:。.☆
今回の言の葉は人によって、色々と捉えられ方が違っているようで、
うかがっていて、とても興味深く感じております。
時間とはとてつもなくリアルをつきつけてくるもので、
それはその表情に如実に現れてくるのですから、冷や汗もので
ございます。
本来なら、40代より20代の女性の方が美しいのかもしれません。
しかしながら、20代のときより40代の時の方が美しい人が
実際に存在する不思議。
これこそ、その人が、素晴らしい年齢の重ね方をしているという
ことなのだと思うのですね。
そして素敵な人との出逢いは、大切にしたいですね。
たとえ、同じ方向に進んで行けなくなったとしても……
それで消えてしまう関係では寂し過ぎますね。
大切に感じた人とは、また廻り逢える特別な強い引き合わせが
ある、……そんな風に感じていたいものでございます。
自分の中での特別が、相手の中でも密かに特別であって欲しい。
そんなちょっぴりわがままな願いを込めた作品になりました。
by ryus_cafe (2009-04-30 22:52) 

たまたまたどり着いたryu's cafeさんのブログで
この詩を読んで、心を奪われました。
何度も何度も、ここに戻ってきて、読み返してしまったほど。
切なさと愛しさと、忘れたくない思い。
眠らせていた記憶がよみがって涙をこぼしました。
でも、悲しい涙ではなくて。

素敵な詩をありがとうございます。

by はるの (2009-10-01 22:17) 

>はるのさまへ.*:。.☆
何とも嬉しい、素敵な言の葉をありがとうございます.*:。.☆
あまり更新も致しておりません、このようなところへ
たどり着いて下さったこと……そして、何度も目を通して
頂けました事実に、綴り人としては胸が一杯になるほどの
幸せを感じております。
現在、義母の看病のため、中々更新が出来ない状況に
ございます。
それでも少しずつ、緩い歩みではございますけれど
綴って参りたいと思っております。

私自身がはるのさんの残して下さった言の葉で、
どんなに心慰められたかしれません。
心からの感謝を込めて。
by ryus_cafe (2009-10-04 02:31)