影追い [ゆるゆる旅日記2008]
十年前に訪れた場所へ
今年の夏の終わりに出かけてみようなどと思ったのは
どんな廻り合わせだったのだろう
二人の伸びた影の 似た感じ
すぐに追いつけなくなってしまう 二人の歩調に
苦笑が漏れる
ファインダー越しに見ていた二人
十年ぶりの場所で
同じように振り返って
私に手を振る
シャッターの瞬間が
十年分を余すところ無く切り取るようで
ドキドキした
何度もシャッターを切りながら
その感触を楽しんでいた
☆photo & words /(C)夏実
今年の夏の終わりに出かけてみようなどと思ったのは
どんな廻り合わせだったのだろう
二人の伸びた影の 似た感じ
すぐに追いつけなくなってしまう 二人の歩調に
苦笑が漏れる
ファインダー越しに見ていた二人
十年ぶりの場所で
同じように振り返って
私に手を振る
シャッターの瞬間が
十年分を余すところ無く切り取るようで
ドキドキした
何度もシャッターを切りながら
その感触を楽しんでいた
☆photo & words /(C)夏実
2008-09-04 17:13
nice!(2)
コメント(3)
ずっと前に見たテレビ番組の話です。
身寄りの無い一人暮らしのおばあさんの家を訪ねるという短いエピソードだったと思います。
伴侶が無くなって、もう十年以上ひとりぐらしのおばあさんとスタッフとのやりとりを、ぼ~っと見てたんですが、最後におばあさんと分かれる間際、スタッフが“なにかプレゼントをさせて欲しいんだが、リクエストありますか?”と聞いたんです。そしたら、おばあさんが箪笥を指差して、何年も前に壁に貼ってあった伴侶の写真が箪笥と壁の隙間に落ちてしまった。これを取り出して欲しいとお願いしたんです。スタッフはお安い御用と箪笥をどかし、隙間から写真を拾い出して、おばあさんに渡しました。その時のおばあさんの顔がとてもうれしそうな良い顔だったんです。亡くなった伴侶の唯一の写真だったそうです。亡くなった後にずっと壁に貼って毎日顔を見て話しかけてたそうです。それが箪笥の後ろに落ちて、自分の力では広い出せなくて、ずっと寂しい思いをしていたそうです。声に出ない声でしばらく泣いていたんですが、最後に“ありがと”って言った一言に見ているこちらも泣いてしまいました。ずっと会いたかったんだなって...
by aerial (2008-09-04 23:35)
>aerialさまへ.*:。.☆
nice!&心の温もり感じるコメント、いつも本当に嬉しく拝見させて頂いております.*:。.☆ありがとうございます♪
写真……って、素敵なものですよね。
その一瞬をそれこそ永遠につなぎ止めてくれるのですもの。
そして、大切な想いをそっと忘れずに思い出させてくれる素敵なアイテム。
相手を大切に想う気持ち。
キュッと胸に迫って。
素敵なコメントを本当にありがとうございました。
心からの感謝を込めて。
by ryus_cafe (2008-09-05 19:07)
>takagakiさまへ.*:。.☆
nice!ありがとうございます.*:。.☆
by ryus_cafe (2008-09-17 01:29)